なるほど〜♪スミス大学

みなさん、紅葉の秋ですね。ここスミス大学はキャンパスでも紅葉がとてもきれいです。

前回スミス大学の紹介をしましたが、今回は、「なるほど〜♪」スミス大学☆秋学期編です。

スミス大学の伝統（秋学期編）といえば、

９月：コンボケーション
　　　スミス大学生がみんな寮ごとのテーマでコスチュームを着て、学期の始まりに気合いをいれ、
　　　ものすごい勢いで叫びます。

１０月：マウンテンデー
　　　９月か１０月の天気がいい日、突然、授業が休講になる日です！
　　　この日を決めるのは学長だけで、いつマウンテンデーになるかはだれにもわかりません。
　　　１８７７年から続いている、かなり長〜い伝統です。

１１月：オテリア・デー
　　　この日は、黒人で初めてスミス大学を卒業したオテリアさんを祝う日です。
　　　午後の授業がキャンセルになり、その代わりにいろいろな催しが行われます。

１２月：期末試験！！
　　　残念ながら、１２月は期末試験の時期です。学生が一番勉強する時期かもしれませんね。
　　　でも、試験の間は、夜食、クッキー、マッサージなどのサービスがあるんですよ。
　　　ストレスを吹き飛ばすような、期末試験期間です。


さて、のびの〜び日本語（スミス大学３、４年生）では、学生たちのお気に入りスミス大学について書いています。スミシーズ(Smithies)が気に入っているキャンパス・スポットって、どこなんでしょうね〜！？　
読めば、あなたもSmithies!？

これは、スミス大学で一番人気があるブランコです。

スミス大学

アメリカ、マサチューセッツ州のノースハンプトンという小さい町にある女子大学、スミスカレッジを紹介します。スミスカレッジは、１８７１年にSophia Smithという女性によって設立され、１８７５年からその門戸を女性のために開いている大学です。

セブン・シスターズと呼ばれる７つの女子大学の一つでもあります。このあたりには、やはりセブン・シスターズのうち最も歴史の古いマウントホリヨーク大学、かの新島襄や内村鑑三が卒業したアマースト大学、成績がないことで有名なハンプシャー大学、そして、マサチューセッツ州立大学アマースト校と、５つの大学があり、学生たちはこの５つの大学のうちどこのクラスでもとれるという便利なシステムもあります。
最近、スミス大学はアメリカの女子大においてははじめてエンジニアの専攻を開設し注目をあびています。



これは、最近できたキャンパスセンターです。こんなモダンな建物と歴史を感じさせられる煉瓦造りのたてものが小さなキャンパスにあるのも、ひとつの特徴かもしれません。















スミス大学のあるニューイングランドの秋は、なんといっても紅葉が息をのむほど美しい季節で、大学のキャンパスもとてもきれいです。でも、すぐ寒〜い冬がきちゃうんですねぇ。

そして、春になると（まだ、ずっと先ですが...）、botanical gardenのbulb showが有名です。また、このブログでもご紹介したいと思います。

台湾 元智大学 紹介！

この学校は、台湾の有力企業の１つ「遠東グループ」が作った私立学校です。1989年に、専門学校としてスタートして、その後2000年から総合大学になりました。ですから、まだできたての学校です。ところで、この親企業は、紡績業を始めとして、今では、携帯電話サービスやデパートなども手がけています。実は、台湾の「そごうデパート」はこの企業傘下なんです。

場所は、台北から西南に４０分ぐらい車で行ったところにある桃園（中国語ではタオユェン）という町にあります。この町には、国際空港があります。その空港からは車で２０分ぐらいと、とても便利な町です。

新しい私立大学ですが、台湾では有名な大学で、その理由の１つは、キャンパスの建物のユニークさです。私が教えている応用外国語学部は、５館にありますが、恐らくこの建物の形が一番変わっていて、ドラマやCM撮影によく使われます。ですから、よく有名人なんかも見かけるそうです。

でも、つい最近７館というのが建設され、こちらもかなり変わったデザインなので、これからはこっちが撮影に使われそうです。

応用外国語学部は、台湾で唯一の英語と日本語のダブルメジャーのカリキュラムなので、学生は英語と日本語の両方を勉強しています。今回、プロジェクトに傘下している学生は、５学期目の読解作文の授業を取っている学生です。

学生のブログは、かなり個性豊かですので、是非遊びに行ってみてください！近いうちに、台湾１泊２日の旅行プランと、キャンパス近辺（もしくは台北）のお薦めレストラン紹介をするので、是非一番良いプラン／レストランの投票にもご協力下さい！

コロンビア大学

コロンビア大学はニューヨークの北にあり、ハーレムがすぐ隣のモーニングハイツと呼ばれているところにあります。タイムズスクエアからは地下鉄で２０分ぐらいです。コロンビア大学の歴史は古く、１７５４年（アメリカ建国の前）にできた大学です。キャンパスはあまり大きくありませんが、正門を入ると、右に大きな図書館、左にはアルママター像（上の写真）があります。


これを機会にいろいろ大学について調べてみたのですが、いろいろおもしろいことが分かりました。エックス線写真、FM放送、MPEGなどの発明はコロンビアからで、なんとノーベル賞受賞者が世界で一番多い大学だそうです。それから、アメリカではじめて人類学科と政治学科ができたのはコロンビア大学だそうです。

著名人では教育哲学者のジョン＝デューイ、心理学者フロム、サピアウォーフの仮説のサピア、文芸評論ではエドワード＝サイード、スピバック、それから、J.Dサリンジャー（『ライ麦畑で捕まえて』）オキーフ（画家）ヨーヨーマ（チェロ）、ジェイク＝ジレンホール（俳優）、宇多田ヒカルも学生でした。

日本研究も盛んで『菊と刀』で有名なルースベネディクトもコロンビア大学の教授でした。最近の日本研究者は日本文学のドナルド＝キーン、日本の政治はジェラルド＝カーティスがいます。キーン先生はときどき建物の中を歩いていらっしゃるのをお見かけします。

最近ではスパイダーマンにコロンビア大学のキャンパスが出てきます。そして、スパーダーマンの住んでいたところのロケはクィーンズにある私のアパートの隣のアパートでしていました！なんと言う奇遇！

（写真はwikipediaより）